いつもお世話になっております、FLAGSHIPユーカリが丘教室の内藤です。
先日投稿した恒常性維持機能(ホメオスタシス)の研修内容の続きになります。
どんな人にも役立つ内容のため、是非最後までお読みください。
↓前回の内容はこちら↓
研修内容:恒常性維持機能(ホメオスタシス)
前回は、どうすれば恒常性維持機能が働く世界にいると人間は変化を嫌い新たなチャレンジをやめてしまうという内容でした。
こういった安心安全な状態にいることをコンフォートゾーンの中にいるとも言います。
このコンフォートゾーンから抜け出すための方法は、アファメーションを行うことです。
目標を立てるときに過去の経験や今の自分の能力から判断し、その延長線上に未来の目標設定を行っていませんか。一見達成できそうに見えますし、現状の力で達成できる目標やほんのちょっとで達成できる目標は、成し遂げることはできるでしょう。
しかし、将来の夢だったり、目に見えた変化のあるダイエット、新たな分野の資格取得なども目標はコンフォートゾーンにいるままだと成し遂げることはできません。
脳は手抜き器官です。
なぜなら、脳がフル回転すれば、その瞬間に餓死するほどのエネルギーを消費してしまい、脳そのものに深刻なダメージを与えてしまいます。
つまり、人の脳はその時、重要ではないと思った情報を遮断しています。
脳が重要ではないと判断した瞬間に、それが見えなくなり、聞こえなくなり、感じなくなり、脳が無理やり心理的盲点をつくり出しています。
では、脳が何を重要だと判断するのかといえば、「昨日までの自分が重要だと判断していたもの」を重要だと判断します。
つまり、結果としての目の前の世界は、昨日までの自分が重要だと判断した情報のみで成り立っています。
では、どうすればよいのかというと、簡単に言えばぶっ飛んだ目標設定を行い、そのゴール世界を臨場感を上げてイメージするというようなことです。
詳しく伝えるとなりたい自分になるための言葉による思い込みづくりのことで、「肯定的な自己暗示」「肯定的な自己説得」「肯定的な自己宣言」とも言われています。
なりたい自分にふさわしい文言をつくって、何度も言ったり、見たり、聞いたりすることで、自分自身に健全な「思い込み」をつくることです。
ゴール世界の無意識を現在の自分よりも強くリアルに感じればゴールを達成することができます。
未来のゴール世界から逆算して考えていくことにより今のコンフォートゾーンから抜け出し新たなラーニングゾーンへ行くことができる。
そうすることで恒常性維持機能の影響を受けずにチャレンジを続けることができます。
このようにしてマインドが変わることにより心理的盲点が外れ、今まで見えなかったゴール達成の方法が当たり前のように見えてきます。
ゴールの世界を強くリアルに感じるとゴールの世界が現実になってきます。
結論、自分を変えたいときには、臨場感を持った強い未来のイメージを持ってください。
そうすると自然と取るべき行動が見えてきます。
達成している自分になり切って最初は演じるようにしてみてください。
そのうちそれが自然になってます。
以上が今回の内容です。
参考になった、役に立ったという方がいれば是非伝えてもらえるとうれしいです。