FLAGSHIPのみなさん、こんにちは!
今週も大学受験の基本知識を紹介します。
高2・3生でも、実は知らなかったということがないよう、一通り読んで確認してください。
今週は私立大学についてです。
私立大学は国公立大学と違って受験日程がバラバラです。だから、日程が違えば複数受験することが可能です。
【私立大学一般選抜(一般入試)】
文系:英語・国語・(日本史・世界史・地理・政治経済・数学)から1科目
理系:英語・数学・(物理・化学・生物・地学)から1科目
※国語は大学によって現代文のみだったり、古文・漢文がついてくることもあります。
※政治経済では受験できない大学もあります。
※理科選択は学部によって科目が決められているケースもあります。
薬学部→化学、医療系→生物、工学部→物理 など
私立には様々な試験方法があります。
一般入試、全学部日程入試(上位大学のみ)、共通テスト利用入試、英語外部検定試験利用入試などです。
高1生にはまだ早いかと思いますが、高2・3生で上記の意味がわからない人はすぐに調べましょうね。
推薦ではなく上記の試験方法では、高校の内申点が関係ありません。ここが高校入試と大きな違いかもしれません。
また、先週説明した「大学入学共通テスト」は国公立大学を受験する際は必須ですが、私立大学受験では必須ではありません(とは言えほとんどの生徒が受験します。また共通テスト利用を使用する場合は必須です)。ところが、早稲田大学や青山学院大学では共通テストを必須にしている学部もあるので要注意です。
私立大学は推薦制度も充実しています。
【学校推薦型選抜】というものがありますが、この推薦はさらに「指定校制」と「公募制」に分かれます。
「指定校制」は「指定校推薦」とも呼ばれ、大学が特定の高校を指定して枠を与えています(国公立大学にはありません)。高校から推薦が認められれば合格確実ですが(3年生1学期までの成績)、人気大学は各高校1枠くらいなので競争率が高いです。
「公募制」は大学が定める出願条件をクリアして、学校長の推薦がもらえれば自由に受験できます(ただし指定校と違って不合格の可能性も十分あります。また併願を認めている大学もあります)。
【総合型選抜】は「AO入試」とも呼ばれ、大学が定める学生像(アドミッションポリシー)に合う学生を採用する方式です。特徴としては第一志望(たまに併願もありますが)であれば学校長の推薦などなくても出願できます(浪人生も出願できるシステムです)。
選抜方法は〇書類選考〇小論文〇面接〇学力検査等、大学によってバラバラです。一見「公募制」と似ていますが、こちらは小論文や面接重視です。
このように大学受験は高校受験と比べものにならないくらい複雑です。
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