中学3年の半数、平日「3時間以上」SNSや動画視聴!
文部科学省は3日、2026年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の成績とアンケート調査の分析結果を公表した。平日にSNS利用や動画視聴などの時間が1日あたり「3時間以上」と答えた中学3年生は49・1%(24年度比17ポイント増)、小学6年生は37・3%(同16・8ポイント増)で、大幅に増加した。利用時間が長いほど、正答率やスコアが低くなる傾向も全ての教科でみられた。
スマートフォンなどでのSNSや動画視聴の利用時間を尋ねる調査は、22年度、24年度に続き3回目。学習時間やゲームをする時間を除き、平日1日あたりの利用が「4時間以上」だったのは中学生で28・5%(同10・6ポイント増)、小学生で21・7%(同9・9ポイント増)に上った。「3時間以上4時間未満」と合わせると中学生は49・1%、小学生は37・3%に及んだ。
SNSや動画視聴などの時間と学力の関係をみると、算数・数学の場合、「4時間以上」と答えた小学生の正答率が47・7%、中学生の正答率が48・7%だったのに対し、「30分未満」では小学生が68・6%、中学生が69・6%で、いずれも20ポイント以上の差が生じた。
一方、学校の授業時間以外の勉強時間は小学校、中学校ともに21年度以降、平日と休日のいずれも減少傾向だ。平日1日あたり「1時間以上」と答えたのは、中学生が61・7%(21年度比14・1ポイント減)、小学生が50・3%(同12・5ポイント減)、休日は中学生が52・8%(同24・8ポイント減)、小学生が39・4%(同21・8ポイント減)だった。
学校の勉強について、家族と話しているかどうかを聞く調査では、「週1~2回」または「ほぼ毎日」と答えた児童生徒が約7割に上った。家族と話す児童生徒ほど、授業時間以外の平日の学習時間が長いなどの傾向が浮かんだ。
読売新聞抜粋