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併願での受験をお勧めしない私立大学3選

2023.01.21

FLAGSHIPのみなさん、こんにちは!

高3生のみなさん、共通テストの出来はいかがだったでしょうか。
このテスト結果を踏まえ、国立大学前期の出願や、私立大学の併願プランを決めていかなくてはなりません。

そこで今週は「併願での受験をお勧めしない私立大学」を紹介します。
ただ、この大学が第一志望という場合は別です。あくまで「併願」でということです。
それと今回紹介する大学は受験制度の観点から厳しい……ということで、大学自体を批判しているわけではないですのでご了承ください。

①上智大学

上智大学の志願者数はどんどん減少しています、その理由は入試方式にあり①TEAP利用入試 と ②共通テスト併用方式 に特化しているからなんです。TEAPは4技能を問う英語外部試験で大体300点以上のスコアがないと合格は厳しいとされています(400点満点、ちなみにこの試験は上智大学が監修しています)。また独自問題も小論文のような総合問題が出題されるため、他の大学と対策が重なりづらいといった特徴もあります(だから併願に向かない……)。第一志望の方や帰国子女でTEAPの高いスコアを持っている生徒はこの限りではありません。

②青山学院大学

全学部日程での受験なら問題ありません(ただ、早慶の滑り止めで受験する人がゴロゴロいて激戦です)。しかし、個別試験の方は制度がかなり複雑です……顕著なのは共通テストと独自試験の併用です(一部の学部を除く)。そもそも私立文系志望の生徒は共通テストでの高得点は厳しいです(どちらの対策も徹底できれば別です)。共通テスト対策をしっかり行う国立大学第一志望の生徒が併願で受けるのはいいのですが、私立文系に絞っている生徒には厳しい大学と言えます。

②立教大学

立教の英語は「英検」か「共通テスト」どちらかよい得点の点数を採用します(独自試験なし)。合格者のほとんどは「英検」の結果が採用されていると聞きます(上記でも伝えたとおり私立文系の人が共通テストで高得点を取るのはなかなか厳しい……)。その「英検」のスコアも大体英検準1級相当のスコアがないと厳しいようです。従って、厳しいようですがそれなりの英検スコアを持っていない人が立教を受験するのはお勧めできません。英検のスコアを持っていない人は他の大学の対策をした方が得策と言えます。

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